新幹線で不測の事態 乗客が覚えておくべきこと

新幹線に乗車中、天災など不測の事態が発生すると、場合によってはトイレも作動しなくなります。そうした非常時、どのような対応が行われ、乗客はどうなるのでしょうか。あらかじめ知っておくと、いざというとき役立つでしょう。

「非常ブザー」を押すとき、気をつけること

 トラブル発生を知らせるため、東海道新幹線の客室内には「非常ブザー」が設置されています。これが押されると、運転士はまず列車を停止させることになっているそうです。

 ただそのため、この「非常ブザー」には合わせて「車両火災の場合は押さずに乗務員へ連絡」という注意書きがあります。トンネル走行中に押され、その内部で停止してしまった場合、煙が充満するなどし危険だからです。

 1972(昭和47)年11月、大阪発青森行きの急行「きたぐに」が列車火災で北陸トンネル内に停止、30人の死者を出したことがありました。この事故以降、「火災発生時はトンネル内に停車しない」が基本ルールになっています。

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デッキにある「緊急通報装置」(上)と、客室内にある「非常ブザー」(2015年11月25日、恵 知仁撮影)。

 また東海道新幹線の最新型車両であるN700Aからは、デッキへ新たに「緊急通報装置」が設けられています。

 これは客室内の「非常ブザー」とは異なり、ボタンを押すと乗務員と通話が可能。そのため運転士も、ただちに列車を停止させる、ということはせず、列車火災時に押しても問題ありません。

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コメント

2件のコメント

  1. 新幹線は非常設備もより充実すべき。

    (停電時)

    トイレなどは一定時間(回数)そのまま使えるように、バックUP電源・蓄電池等かアナログ使用可能な設備にすべき。

    夏は、蒸し風呂・冬は厳寒になるエアコンも、最低限動かせる(夏→送風、冬→ヒーター)。

    火災時の排煙、エアコン故障時の換気用に「小窓」を付ける。(非常口のように緊急時にしか開かない作りで)

    ・今の対策では、乗客も乗務員も救助(復旧)を待つ間の気苦労が多すぎるとおもう。

  2. バラスト運搬車ならむしろ乗ってみたいと思ってしまった

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