新幹線で不測の事態 乗客が覚えておくべきこと

1編成に6個搭載されている「非常用梯子」

 不測の事態において運転再開の見通しが立たず、列車の外へ出て避難する場合もあります。そうしたとき使われるのが「非常用梯子」です。先述のように、乗降用ドアは線路から約1.5mの高さがありますが、これを乗降用ドアに設置することで、簡単に線路へ降りることが可能になります。

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約1.5mの高さがある乗降用ドアから、「非常用梯子」を使って車外へ避難する(2015年11月25日、恵 知仁撮影)。

 JR東海によると、東海道新幹線では1編成に6個の「非常用梯子」を搭載しているとのこと。

 またこの「非常用梯子」以外にも、列車からの避難に使われる装置があります。「渡り板」です。トラブルが発生した列車の隣に、ドアの位置を合わせて別の列車を停車させます。そして2本の列車のドアとドアのあいだに「渡り板」を設置。移乗させるものです。

 この「非常用梯子」と「渡り板」は、状況によって使い分けるといいます。

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コメント

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2件のコメント

  1. 新幹線は非常設備もより充実すべき。
    (停電時)
    トイレなどは一定時間(回数)そのまま使えるように、バックUP電源・蓄電池等かアナログ使用可能な設備にすべき。
    夏は、蒸し風呂・冬は厳寒になるエアコンも、最低限動かせる(夏→送風、冬→ヒーター)。
    火災時の排煙、エアコン故障時の換気用に「小窓」を付ける。(非常口のように緊急時にしか開かない作りで)

    ・今の対策では、乗客も乗務員も救助(復旧)を待つ間の気苦労が多すぎるとおもう。

  2. バラスト運搬車ならむしろ乗ってみたいと思ってしまった