「雑魚寝」はもう古い? 長距離フェリーが豪華快適に進化中

「雑魚寝」は減少 女性対応の充実も

 一方、「ツーリストクラス」については、各社で2段ベッドの4人部屋が普及。従来は、上段ベッドへの昇り降りに“はしご”が多く使われていましたが、ほぼ全ての新造船が安全確保のため階段を設けています。ベッドについては、カプセルホテルのように1床ごとに包むことで独立性を向上。こうしたツーリストクラスの傾向は、今後の長距離フェリーでスタンダードとなることでしょう。

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左上から時計回りに「パブリックスペース」「ツーリストベッド」「プレミアムツーリストベッド」「ツーリスト」の客室(画像出典:フェリーさんふらわあ)。

 なお新造船では、10人から20人が並んで「雑魚寝」する大部屋も残っていますが、従来と比較すると、客室全体に占める割合は減少しています。

 北九州(新門司)と大阪(南港)を結ぶ名門大洋フェリーは、「フェリーおおさかII」「フェリーきたきゅうしゅうII」(いずれも1万5000総トン、旅客定員713人)を新造。その際、エコノミー(大部屋)の定員について、従来の「フェリーおおさか」「フェリーきたきゅうしゅう」における262人から40人へと大幅に削減しました。設備面では、寝るときに頭を置く部分へ仕切りを設け、プライバシーの確保に努められています。

 ほかにも、多くの新造船ではパブリックスペースが増加。ペット同伴が可能な個室も登場しています。さらに、女性だけが泊まれる大部屋やパウダールーム、授乳室など、“女性に優しい”船が目指されているのも、今回の新造ブームで登場した船の特徴です。

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コメント

10件のコメント

  1. 来年早々に第一船が就航するオーシャン東九フェリーの4隻は、2018年度までに就航する10隻のなかに入っているのでしょうか? 雑魚寝船室全廃の先駆けとなったオーシャン東九フェリーですから、お忘れではないと思うのですが、数が合わないような気がします。

  2. フェリーの雑魚寝部屋で、見知らぬ男性に付きまとわれてとても不快な気分を味わったことがあります。
    女性利用客が快適に利用できるよう、さらなる進化を遂げてほしいと思います。

  3. そもそもフェリーの二等室は時代の流れと共にプライバシーを重視し利用者が減ったのでは❗❔

  4. 千円高速で受けたダメージが回復してきたので、本来なら数年前にしていたはずの更新のタイミングが重なっただけだと思います。

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  7. 女性用の設備導入はとても良いと思うが、何でも豪華にすれば良いというものではないので。
    低コストで旅をする手段もしっかり残してほしい。

  8. 時代は繰り返すね、駄作の規制で増えた事故をきっかけに数合わせだけのドライバー休憩時間を捻出する都合からフェリーに利用が流れてるだけでしょ!これで慎重にカジュアルに舵取りした船を発注するならまだしも?またやっちまった感じ!そりゃ一人のドライバーに人材不足大義に緩和で車大きくして家にも帰さず数字だけの休憩あてがってりゃ車も船も肥大化するわな!荷役が回復した大義で船建造する前に客室サービスのバランス考えりゃ同じ地雷を踏まないですむのに

  9. さんふらわあ、松山への寄港を復活してください!!!