観光名所を交差点名に 宗谷岬・妻籠宿など分かりやすく
国土交通省が、交差点名標識に観光地の名称を表示していく方針を明らかにしました。
「針尾橋」は「ハウステンボス入口」に
国土交通省は2015年12月15日(火)、交差点名標識に観光地の名称を表示し、分かりやすい案内に改善する方針を発表しました。
観光立国や地方創生の実現に向けた施策の一環で、対象は国道などにおいて観光地に隣接するか、そこへのアクセス道路の入口となる交差点の標識です。
名称が表示されるのは著名な観光地や名所・旧跡、文化施設。国土交通省は「地域の皆様のご意向をお聞きした上で、道路標識適正化委員会において調整し、決定する」としています。
なお同省は、先行して取り組む対象14か所の交差点を公表(現在標識がない、または表示がないものを含む)。その標識名の改善案は以下の通りです。
・国道238号「宗谷岬」(北海道)
・国道36号「ウトナイ湖」(北海道)
・国道45号「瑞巌寺前」(宮城県)
・国道13号「蔵王産業団地入口」を「蔵王温泉入口」に(山形県)
・国道18号「猪野山」を「道の駅あらい」に(新潟県)
・国道51号「夏海I.C入口」を「大洗サンビーチ入口」に(茨城県)
・国道19号「妻籠宿」(長野県)
・国道42号「長井坂」「橋杭岩」(和歌山県)
・国道53号「鳥取森林管理署」を「鳥取城跡」に(鳥取県)
・国道196号「本町1」を「城山公園口」に(愛媛県)
・国道205号「針尾橋」を「ハウステンボス入口」に(長崎県)
・国道10号「磯交番前」を「旧集成館前」に(鹿児島県)
・国道58号「恩納(北)」を「万座毛」に(沖縄県)
【了】
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