世界のベストセラー機E190を日本初導入 「クラスJ」も JAL
JALが国内の航空会社で初めてエンブラエル190型機を導入。リージョナルジェット機では初となる「クラスJ」も設定されます。
大阪~鹿児島線から就航
JAL(日本航空)は2016年1月19日(火)、エンブラエル190型機(以下、E190型機)を新たに導入すると発表しました。同機の導入は国内の航空会社では初めてで、運航はJALグループのジェイ・エアが行います。
E190型機は2005(平成17)年から引き渡しが始められた、ブラジルのエンブラエル社が製造する双発ジェット機。距離が比較的短い地域間を結ぶ路線向けの「リージョナルジェット」に分類される機体です。JALによると世界で44社が購入し、すでに523機が引き渡されているベストセラー機種といいます(2015年12月31日現在)。
JALが導入するE190型機は座席数95で、全座席に本革を採用。スマートフォンの充電やノートパソコンの使用に便利なユニバーサルPC電源も用意されます。また15席分は、国内線運賃プラス1000円でより高い快適性を得られる、リージョナルジェット機では初導入の「クラスJ」シートです。
運行開始は5月10日(火)、路線は大阪(伊丹)~鹿児島線への就航が予定されています。そののち、大阪(伊丹)と仙台、福岡を結ぶ路線にも投入される計画です。
JALは「さらなる定時性の向上、また、より効率的な地方ネットワークの展開を図り、一人でも多くのお客さまに、より快適に飛行機をご利用いただけるよう、これからも新たな商品・サービスの導入を進めてまいります」としています。
【了】
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