2月の新東名延伸でバス遅延、大きく減少 遠鉄
2016年2月に、静岡県内から愛知県内まで延伸した新東名。これにより、バスの運行状況が大きく変化しています。
静岡県内から愛知県内へ延びた新東名
遠州鉄道(静岡県浜松市)は2016年3月11日(金)、静岡県の掛川や磐田、浜松などと中部国際空港(セントレア)を結ぶ直行バス「e-wing」について、新東名高速道路が静岡県から愛知県に延伸したことで定時性が大きく向上したことを明らかにしました。
NEXCO中日本の速報では、2016年2月13日(土)に新東名が浜松いなさJCT(静岡県浜松市)から豊田東JCT(愛知県豊田市)まで延伸してからの1週間、並行する東名高速道路の三ヶ日JCT(静岡県浜松市)~豊田JCT(愛知県豊田市)間では、渋滞回数が13回からゼロになりました。
遠州鉄道の中部国際空港直行バス「e-wing」も、延伸翌日の2月14日(日)から3月7日(月)までの23日間、空港到着が5分以上遅れた便数は前年の22便から6便(72.7%減)に大きく低下。そして遅れた時間の合計も、前年の460分から79分(82.8%減)に。新東名延伸の効果が強く表れています。
同社によると、乗務員からは「車両が減り走りやすくなった」「以前は特に夕方の交通集中を心配していたが、いまは時間帯を問わずほとんど心配がいらなくなった」という声が出ているそうです。
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