「ロシアのタンカーが真っ二つに!?」クリミア半島沖で異常発生 嵐に中でなにが起きたのか

戦闘による損傷ではない様子。

「船首が引きちぎられた」と国営メディア

 ロシア緊急省は2024年12月15日、ロシアのタンカー2隻が、クリミア沖のケルチ海峡で損傷したと発表しました。

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ケルチ海峡近くにかかるクリミヤ大橋(画像:Svetlov Artem/CC0)。

  損傷したタンカーはヴォルゴネフチ212号とボルゴネフチ239号の2隻とのことです。既にボルゴネフチ212号に関しては、海峡付近で船体が真っ二つに割れた様子をとらえた動画がSNSで拡散されています。

 ロシアの国営メディアであるタス通信も、「船首が引きちぎられた」と報じており、推定で4300トンの原油が流出し、周辺の環境に深刻なダメージを与えた可能性が考えられます。

 また、ボルゴネフチ239号に関しても同じ海域で立ち往生をしており、航行不能の状態であるようです。

 緊急省はこの事故で船員の1名が死亡したと発表しています。船体が真っ二つに割れるほどの損傷でしたが、現状ではどのような理由で深刻な損傷を負ったかは明らかとなっていません。ただ、一部報道では、同船を改装した際に行った溶接の継手部分から破断したのではないかと指摘されています。

 なお、沈没地点はロシアが実効支配中のクリミア半島ではありますが、ウクライナとの戦闘によるものではなく嵐による事故であると、ロシア、ウクライナ双方が発表しています。

【ロシアが実効支配】ケルチ海峡周辺の様子(画像)

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