名神IC直結の「彦根お城トンネル」今日開通! 市中心部へ一気にワープ 名前に込めた意図とは?
名神高速の彦根ICと彦根市中心部を結ぶ都市計画道路原松原線の「彦根お城トンネル」が12月22日に開通します。
都市計画道路原松原線が開通
滋賀県が彦根市内で建設を進めてきた都市計画道路原松原線の「彦根お城トンネル」が、2024年12月22日15時に開通します。名神高速から市中心部へのアクセスが改善します。
原松原線は、彦根市の原町交差点と古沢町交差点を結ぶ延長1700mの道路です。
名神の彦根ICと国道306号が接続する原町を起点とし、ゴルフ場の下を「彦根お城トンネル」でカーブを描きながら通過し、イオンタウン彦根がある国道8号の古沢町に出てきます。
この開通により、彦根ICと市街地を結ぶ新しい道路が誕生。国道8号と306号が交わる渋滞ポイントの外町(とまち)交差点を回避して、名神から彦根港や彦根城、総合スポーツ公園、市役所などへ向かう新ルートが出来上がります。
彦根お城トンネルは延長1135m、幅員11.75mで、車道2車線と幅3.5mの歩道で構成されます。2019年1月に掘削を開始し、2022年3月に貫通しました。
「彦根お城」というユニークな名前は、公募で集めた160点の案の中から選考委員会が選んだものです。
県によると、トンネルは彦根の玄関口に位置し、佐和山城や彦根城へのアクセス道路にもなります。このことから名称は、全国に通じる「彦根」と、“彦根城を世界遺産に”という県民・市民の思いをのせることができ、漢字とひらがなの組み合わせが目をひいて覚えやすい「お城」を組み合わせたということです。
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