いつかは名古屋圏の“大環状線”に!? 「名古屋三河道路」ついにルート帯決定 知多半島横断の自動車専用道

愛知県は2024年12月9日、「名古屋三河道路[西知多道路~名豊道路]」について有識者委員会を開催し、同区間のルートに対応方針案をまとめました。

「名豊道路」から知多半島横断 もちろん自動車専用道

 愛知県は2024年12月9日、「名古屋三河道路[西知多道路~名豊道路]」について有識者委員会を開催し、同区間のルートに対応方針案をまとめました。

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国道23号「名豊道路」。この路線から知多半島を横断する「名古屋三河道路」のルート帯方針が決定(乗りものニュース編集部撮影)。

 名古屋三河道路は東名高速や国道23号バイパス「名豊道路」が通る西三河地域と、知多半島を東西に結ぶ計画の道路です。名古屋港や中部国際空港へのアクセス性を高めるほか、伊勢湾岸道の南側に並行して“ダブルネットワーク化”する狙いがあります。

 2022年に、ひとまず名豊道路から国道247号「西知多道路」までを優先整備区間に設定し、3つのルート帯案を策定、一般の意見聴取を重ねながらルート帯を検討してきました。

 名豊道路側は、安城市の高棚北IC、西知多道路側は知多市の日長IC付近もしくは長浦IC付近に設定したうえで、次の3案を策定。

A案:最短距離の自動車専用道ルート(19km)

B案:沿線の生産拠点へのアクセス性も考慮した自動車専用道ルート(20km)

C案:現道拡幅ルート(23km)

 この3つが比較検討された結果、B案が選定されました。

 A案よりもやや南側を通るB案は、生産拠点へのアクセス性のほか、防災性の向上が図られること、集落・市街地などを避けられること、景観の保全上重要な箇所を概ね回避できる点も評価されました。費用は約3100~3700億円で、A案よりも100億円安く、C案よりも800~900億円ほど高く見積もられています。

 三河側の名豊道路は2024年度の全線開通が予定されており、浜松から三河港を経て、名古屋まで約100kmにわたって信号のない自動車専用道路が形成されます。他方、知多側の西知多道路も日長ICから南へ、中部国際空港へ直結する知多横断道路までの延伸が2027年度に予定されています。

 その両路線をつなぐ自動車専用道となる名古屋三河道路は、三河港と名古屋港を名豊道路経由で相互につなぐ存在ともなりそうですが、実はそれは、構想の一部にすぎません。伊勢湾をまたいで尾張側の「一宮西港道路」とつながり、名古屋都市圏の新たな“環状道路”を形成する構想もあります。

※誤字を修正しました(12/23 12:34)。

【なんて壮大!】これが「名古屋三河道路」の計画です(地図/画像)

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コメント

1件のコメント

  1. 渥美半島道路も整備し、知多半島の先端と渥美半島の先端とを結ぶ橋「三河湾ゲートウェイ」を建設し、さらに伊良湖岬から神島を経由して鳥羽に至る「伊勢湾ゲートウェイ大橋」を架橋すれば、知多・渥美・鳥羽・伊勢は日本有数の観光名所となり、大規模なリゾート開発が可能になるだろう。

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