SL臨時停車も 茶摘み、サヨ名誉駅長の手料理ツアー 大井川鐵道

茶摘み体験や手作り料理のランチビュッフェ、そしてSL列車にも乗れるプランを大井川鐵道が発売します。

昼食は「サヨばあちゃんの休憩所」で

 大井川鐵道(静岡県島田市)は2016年4月28日(木)、茶摘み体験や製茶工場「抜里園」の見学、SL乗車などがセットになったツアーを初めて実施すると発表しました。

 金谷・新金谷駅から普通列車で抜里駅まで移動。「茶畑が一番広がりを見せる」(大井川鐵道)という同駅周辺で新茶を摘み取る体験をします(女性には「茶娘」衣装の用意あり)。

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日本茶の産地を走り、沿線にその風景が広がる大井川鐵道のSL列車(写真出典:大井川鐵道)。

 昼食は抜里駅の一角にある「サヨばあちゃんの休憩所」でのランチビュッフェ。諸田サヨさんを中心にした休憩所の運営メンバーが、参加者を手作りの惣菜でもてなします。ちなみに諸田さんは長年にわたり、無人駅である抜里駅の駅舎やトイレを維持・管理してきた人物で、4月1日には大井川鐵道から“名誉駅長”の称号がおくられました。

 そして製茶工場でお茶が製品になる工程を見学したあとは、抜里駅からこのツアーのために臨時停車するSL列車に乗車。新金谷駅方面への帰途につきます。

 実施日は5月14日(土)と22日(日)。代金は5500円(小人3000円)で、これには交通費、体験料、見学料、昼食代、保険代が含まれます。予約制で、定員は1回あたり30人です。

【了】

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