ピンクSL、若桜鉄道がお披露目 鳥取に広がるピンクスポット
ピンクに染まる鳥取県
2013年6月9日、若桜鉄道と同じく鳥取県東部を走る第三セクター鉄道の智頭急行が、恋山形駅(鳥取県智頭町)を「ピンク」で装飾しました。名称に「恋」を含む日本で4つしかない駅であることから、智頭急行が地域活性化を目的に駅舎やベンチ、看板などをピンク色に塗装したものです。
この恋山形駅には「ハート形モニュメント」や「幸せの鐘」なども設置され、全国から多くの夫婦やカップルが来訪。若桜鉄道によると「恋愛のパワースポット」として鳥取県を代表する観光地になったといい、同県ではその後、カレーや醤油もピンク色になり、販売が行われています。
そうしたなか鳥取県の新たな「ピンクスポット」として、若桜鉄道の蒸気機関車も“ピンク化”された形です。5月1日(日)のお披露目式典には、平井伸治鳥取県知事も出席しました。
「『ピンクってなんだ』と言われるかもしれませんが、鳥取県はピンクのイメージ。冗談も本当にしてしまうのが鳥取県。これからも明るい山陰を築いていきたいです」(平井伸治鳥取県知事)
ピンク色になった蒸気機関車は5月8日(日)までの期間限定で、若桜駅構内において走行、また展示される予定。5月9日(月)以降は元の黒に戻されます。
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
せっかくの財産で遊んで欲しくないけど、
こんなイベントでも人が来てくれれば良いのかな…
色が気持ち悪い‥‥‥