これが「のぞみ」なの!? 16両のうち2両が“異世界”になった東海道新幹線に乗ってみた

日本の大動脈である東海道新幹線で、16両編成のうち2両を「ショコラトレイン」とした珍しい「のぞみ」が2025年1月15日に東京→名古屋間で走行しました。「のぞみの異世界」がそこにはありました。

「のぞみ」の14~15号車が「ショコラトレイン」に

 日本の大動脈である東海道新幹線で、16両編成のうち2両を「ショコラトレイン」とした珍しい「のぞみ」が2025年1月15日に東京→名古屋間で走行しました。通常の「のぞみ」と何が異なるのでしょうか。実際に乗車して確かめてみました。

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東海道新幹線の車両(画像:写真AC)。

 今回の取組みは、東海道新幹線の開業60周年とジェイアール名古屋タカシマヤ開店25周年を記念したイベントで、のぞみ号を1両単位で貸切りできる「貸切車両パッケージ」を活用して行われました。JR東海によると、この「貸切車両パッケージ」は、これまで158件の実績があり、プロレス(もちろん車内で)などで使用されたこともあるといいます。

 ジェイアール名古屋タカシマヤでは、2025年1月17日(金)から2月14日(金)まで、日本最大級のバレンタインイベント「アムール・デュ・ショコラ」が開催されます。新幹線の車内には、このイベントに参加する小山 進シェフ、柴田 武シェフ、辻口 博啓シェフ、山本 隆夫シェフ、鎧塚 俊彦シェフの5人が乗車。車内ではトークショーや、シェフ陣が「ショコラトレイン」のためだけに作成した「ボンボンショコラアソートボックス」が振舞われるという珍しい取組みです。

 東京→名古屋間を通常の普通車指定席で移動した場合、運賃は1万1100円となりますが、「ショコラトレイン」に乗車するには旅行商品の申し込みが必要で、参加料金は4万7000円(税込)でした。応募倍率は約1.5倍だったそうです。

 今回、「ショコラトレイン」となったのは、東京駅を14時21分に発車し、名古屋駅に15時56分に到着する「のぞみ393号」の14~16号車。14号車と15号車に参加者が乗り、16号車は控室となっていました。

【画像】スゴい!これが新幹線「ショコラトレイン」の車内です

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