交通博物館、閉館10年 記念展示を鉄博と「跡地」万世橋で開催
交通博物館が閉館して10年。これを記念して鉄道博物館と「マーチエキュート神田万世橋」で、かつての写真や資料などの展示が行われます。
初代「鉄博」は1921年に開館
鉄道博物館(さいたま市大宮区)は2016年5月9日(月)、交通博物館(2006年閉館、千代田区)の閉館10年を記念し、同館の写真や資料、映像の展示を、鉄道博物館と「マーチエキュート神田万世橋」(東京都千代田区)の2か所で、5月13日(金)から行うと発表しました。
鉄道博物館では2階の特設スペースで5月30日(月)まで、「マーチエキュート神田万世橋」では5月29日(日)までそれぞれ開催される予定です。
現在の鉄道博物館の前身となる交通博物館は、1921(大正10)年に東京駅付近に「鉄道博物館」として開館。1936(昭和11)年に中央本線の神田~御茶ノ水間にあった万世橋駅付近に移転し、1948(昭和23)年に「交通博物館」へ改称され、2006年まで営業しました。
閉館後の翌2007年には、交通博物館にあった展示物の一部を引き継いだ、現在の鉄道博物館が開館。2013年には交通博物館の跡地に、旧万世橋駅の遺構も活用する形で「マーチエキュート神田万世橋」がオープンし、ショップやカフェが並んでいます。
【了】
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