鉄博の模型鉄道ジオラマ閉鎖へ 「さよなら記念」イベント実施
鉄道博物館は「模型鉄道ジオラマ」を、全面リニューアルのため約10か月間閉鎖します。
「さよなら記念」特別プログラムも開催
鉄道博物館は2016年5月11日(水)、「模型鉄道ジオラマ」を9月5日(月)から2017年7月中旬頃までのあいだ、閉鎖すると発表しました。これは同館が2018年夏のオープンに向けて進めている全面リニューアルの取り組みに伴うものです。
ジオラマが閉鎖するまでのあいだ、「模型鉄道ジオラマ」を走る車両の展示や、「さよなら記念」特別プログラムが実施されます。
ジオラマを走る模型車両の展示は5月14日(土)から7月18日(月・祝)まで実施。学芸員が同館所有のおよそ1400両からよりすぐった車両を間近で見られます。
5月28日(土)から9月4日(日)の期間には「『さよなら記念』特別プログラム」として「鉄道の1日」「戦後の鉄道史」「貨物列車のひみつ」など、開館以来「模型鉄道ジオラマ」で上演されてきた全15種類のプログラムが、ジオラマで再上演される予定です。
「模型鉄道ジオラマ」は、2007(平成19)年の開館当初から設置されているもので、HOゲージ(約80分の1サイズ)の模型車両がジオラマの中を走行。線路の総延長は1400mにおよび、国内最大級の規模を誇るといいます。
鉄道博物館はリニューアルに伴い、「模型鉄道ジオラマ」のほか、「てっぱくひろば」や「ラーニングゾーン」についても順次「さよならイベント」を実施し、閉鎖する予定です。
【了】
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