役目を終えた「人気新幹線」どこへ消えた?JR東海が “眠りについた姿”をお別れイベントで公開

JR東海は、役目を終えたドクターイエローの「お掃除体験イベント」を大井車両基地で実施し、多くの人が別れを惜しみました。

役目を終えた「ドクターイエロー」が公開

 2025年1月29日にラストランを迎えたJR東海の「ドクターイエロー」。定期運用を終えた後、大井車両基地(東京都品川区)に回送され、ここで眠りにつきました。JR東海は2025年2月1日、同車両基地でドクターイエローの「お掃除体験イベント」を実施し、多くの人が別れを惜しみました。

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ドクターイエロー(画像:写真AC)。

「ドクターイエロー」こと新幹線電気軌道総合試験車は、営業路線を走りながら電気設備や軌道設備などの状態を確認する車両です。10日に1回程度しか走行せず、運行ダイヤも公表されていないため、神出鬼没の「幸せの黄色い新幹線」として絶大な人気を誇っていました。

 JR東海が保有するT4編成は2001年9月から運用を開始。2005年に登場したJR西日本所属のT5編成と交互に走行し、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)で検測を行ってきました。

 ただ老朽化のため、T4編成がこのほど役目を終え、T5編成も2027年度を目処に引退する計画です。「ドクターイエロー」が担当している検査業務は、2027年度以降、N700Sに導入される営業車検測機能によって代替されます。

 今回大井車両基地で開催されたイベントは、「おつかれさま!ドクターイエロー(T4編成)おそうじ体験イベント」として、抽選で選ばれた約200人が参加しました。JR東海によると、約200人の定員に対し、2万3068人の応募があり、倍率は約115倍だったとのこと。そのカリスマ的な人気が伺えます。

 参加者は品川駅に集合し、はとバスで大井車両基地に向かいました。「ドクターイエロー」がデザインされた服やバッグを身にまとった子供たちも多く、この日を待ちわびていた様子でした。

【画像】これが役目を終えて眠りについた「ドクターイエロー」です

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