阪急電車の「500円座席」大幅に拡大へ 京都線で毎時4~6本の運行に “金色の帯”が入った異色車両
2300系が増えます。
運行本数を1.5倍に拡大
阪急電鉄は2025年8月6日(水)、京都線の座席指定サービス「プライベース」の運行本数を2025年8月29日(火)から1.5倍に拡大すると発表しました。

現在、京都線では、特急系車両(2300系および9300系)のうち7編成に「プライベース」が設定されています。8月29日から2300系が3編成増備され、「プライベース」連結車両は計10編成となる予定です。
これにより、1日あたりの運行本数は平日159本(55本増)、土休日167本(56本増)に拡大。毎時4~6本の頻度で運行される見込みです。なお、8月29日以降も、ロングシートの通勤系車両で運行される特急・準特急は残ります(平日45本、土休日23本)。
「プライベース」車両は、新型車両の2300系と既存の9300系の大阪方から4両目に設定。この車両は、扉が車両の中央に1か所だけという異色の構造になっており、車体に金色の帯が入っています。
座席は2列+1列で、阪急電車の伝統であるゴールデンオリーブ色となり、リクライニングに座面が連動する機能が採用されています。また、座席間のパーテーション、収納式テーブル、ドリンクホルダー、荷物用フック、マガジンラック、読書灯、コンセントなども設けられており、専任のアテンダントも乗務しています。料金は、有効な乗車券などを別にして一乗車あたり500円(税込)です。
コメント