秩父のSLと西武レッドアローのコラボ乗車券、限定数で6月発売
西武鉄道と秩父鉄道が、西武秩父駅発、三峰口駅行きSL列車「パレオエクスプレス」の運行を記念して、「コラボ記念乗車券」を発売します。
西武鉄道はイベントで、秩父鉄道は3駅で販売
西武鉄道と秩父鉄道は2016年5月25日(水)、「『パレオエクスプレス×レッドアロー』コラボ記念乗車券」を発売すると発表しました。
普段は秩父鉄道の熊谷~三峰口間を往復しているSL列車「パレオエクスプレス」が、5月28日(土)と29日(日)に西武秩父線の西武秩父駅(埼玉県秩父市)から秩父鉄道の三峰口駅(同)行きとして特別に運行されたことを記念するものです。
「コラボ記念乗車券」は厚紙でできた横長の「D型硬券」と呼ばれるきっぷ2枚と台紙のセット。きっぷの券面にはSL列車「パレオエクスプレス」と、西武鉄道の特急「レッドアロー」の写真がそれぞれデザインされています。
値段は1000円(税込)。1人5セットまでの販売です。西武鉄道では6月5日(日)に開催するイベント「西武・電車フェスタ2016 in 武蔵丘車両検修場」で、秩父鉄道では6月7日(火)から三峰口、御花畑、秩父の3駅で、合計3000セットが発売されます。販売期間はいずれも8月31日(水)までですが、売り切れ次第終了です。西武鉄道では6月5日(日)のイベント以降に残券がある場合は、別イベント会場でも販売することがあるとしています。
このたびの特別運行では、西武秩父駅のホームにおいて西武を代表する特急型電車のひとつである「レッドアロークラシック」とSL列車「パレオエクスプレス」が並ぶ光景も見られました。西武鉄道によると、その本線系統の駅から蒸気機関車が出発したのはおよそ60年ぶりということです。
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