特撮やアニメにさらに近く!? 未来の空戦に向け 無人機・有人機とのチームでの飛行成功

GA-ASIは2026年2月23日、アメリカ空軍と協力して、無人機MQ-20「アヴェンジャー」と、最新の自律ソフトウェアを搭載したF-22「ラプター」による自律ミッションのデモンストレーションを実施したと発表しました。

有人・無人機チーミングを実証

 ジェネラル・アトミックス・エアロノーティカル・システムズ(GA-ASI)は2026年2月23日、アメリカ空軍と協力して、無人機MQ-20「アヴェンジャー」と、最新の自律ソフトウェアを搭載したF-22「ラプター」による自律ミッションのデモンストレーションを実施したと発表しました。

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F-22「ラプター」(画像:アメリカ空軍)

 このテストでは、F-22とMQ-20の間で有人・無人機チーミングが実証されました。

 ミッションでは両機体がリアルタイムで作戦行動を行い、有人機の搭乗パイロットが操縦する中で、チーミングコマンドの受信と実行能力が確認されました。また、両機間の通信や協調には戦術データリンクが使用され、ソフトウェアの迅速な統合能力も示されました。

 MQ-20はF-22と正常にメッセージを交換し、F-22はAutonodyne Bashi製の「パイロットビークルインターフェース(PVI)」を通じて、MQ-20に自律コマンドを送信しました。このコマンドにより、MQ-20は戦術機動の実行、ウェイポイントの調整、戦闘空中哨戒(CAP)、模擬空中脅威対応タスクなどを行いました。この一連のテストにより無人機が有人戦闘機と現実的な作戦環境で協調して行動できる能力が実証されました。

 こうした無人機とのチーミングにより、有人機では危険な敵勢力圏での偵察や哨戒、空戦などの任務を無人機が代行し、有人機の生存性を高めることが期待されています。

【画像】F-22とチームを組んだ無人機MQ-20「アヴェンジャー」

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