旅客機の「弱点」じつは窓だった!? 開発進む「窓なし機」メリット多数の理由とは

飛行機の窓から見える景色は、旅の楽しみのひとつでもありますが、将来その窓が消えるかもしれません。実は窓は機体にとっての「弱点」。窓を減らした方が、飛行機にとってメリットが大きいのです。将来はどうなるのでしょうか。

窓は機体の弱点だった? 構造から見直す燃費改善

 空を飛ぶ飛行機にとって、窓は単なる景色を楽しむためのものではなく、実は機体を作る上での大きな「課題」でもあります。

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飛行機の窓は弱点なのは?(画像:写真AC)

 高い空を飛ぶ飛行機は、機内の気圧を保つためにパンパンに膨らんだ風船のような状態になっています。

 頑丈な胴体でその圧力を支えていますが、窓はその壁に“穴”を開けているのと同じです。窓の周りには重い補強材が必要になり、それが機体の重量を増やす原因になっていました。そのため、もし窓を大幅に減らすことができれば、機体はより丈夫になり、余分な補強材を減らして軽量化を図ることも可能になります。

 一般的に、機体の軽量化を図ると、燃費改善にもつながるとされており、窓まわりの構造を見直して軽くすることも、その取り組みのひとつといえるでしょう。

 加えて、窓を減らすと胴体の凹凸も減るため、その表面が滑らかになることで空気抵抗の低減にも寄与する可能性があります。結果として、さらなる燃費の改善やスピードアップに貢献すると考えられます。

【画像】これが窓がないジェット機「ファントム3500」です

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