5社局の鉄道が乗り降り自由に 「歩くまち・京都レールきっぷ」今夏発売

京都市内の主な鉄道路線が乗り放題になる「歩くまち・京都レールきっぷ」が、今年の夏にも発売されます。

10施設で割引やグッズ進呈などの特典も

 京都市交通局とJR西日本、京阪電鉄、京福電気鉄道、阪急電鉄は2016年5月24日(火)、「歩くまち・京都レールきっぷ(1日版、2日版)」を夏期に発売すると発表しました。

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「歩くまち・京都レールきっぷ」の1日版と2日版(画像出典:京阪電鉄)。

 京都市内の主な鉄道路線が1日間または2日間乗り放題になるきっぷで、2015年12月から2016年3月の期間に販売したところ好評だったといいます。利用できる交通機関と線区は次のとおりです。

・京都市営地下鉄:全線(市バスは利用不可)
・JR西日本:琵琶湖線およびJR京都線(東海道本線)の山科~京都~桂川間、嵯峨野線(山陰本線)の京都~亀岡間、奈良線の京都~宇治間
・京阪電鉄:出町柳~淀間、中書島~宇治間、御陵~浜大津間
・京福電気鉄道(嵐電):全線
・阪急電鉄:河原町~洛西口間、桂~嵐山間

 JR西日本では普通列車(新快速、快速含む)の普通車自由席が利用できます。

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「歩くまち・京都レールきっぷ」が利用できる鉄道路線と区間(画像出典:京阪電鉄)。

 発売期間は、1日版が7月1日(金)から9月30日(金)まで、2日版が6月30日(木)から9月29日(木)までです。2日版は利用開始の前日もしくは当日に限り発売されます。有効期間は7月1日(金)から9月30日(金)までで、2日版は期間内の連続する2日間にて利用できます。

 値段は1日版が1300円、2日版が2000円です。1日版は京都市交通局の案内所や定期券発売所、JR西日本の京都駅「みどりの窓口」、京阪電鉄の三条駅「インフォステーション」、阪急電鉄の河原町駅「ごあんないカウンター」などで購入できます。

 2日版は、新幹線の会員制ネット予約サービス「エクスプレス予約」もしくは「プラスEX」の商品を利用して京都駅まで乗車した人に限り購入できます。発売箇所はJR西日本またはJR東海の京都駅「みどりの窓口」や、JR東海ツアーズ京都支店です。

 二条城(京都市中京区)や京都市美術館(同・左京区)など10施設では、料金の割引やグッズ進呈などの特典も用意されています。

 5社局は「公共交通の利用により、CO2の削減にもつながり、環境にもやさしい観光ができますので、ぜひ御活用いただき、祇園祭や『京の夏の旅』キャンペーンにおける非公開文化財の特別公開など見どころ満載の京都の夏を満喫してください」としています。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. あれ?叡電ダメ?
    なんじゃそれは。