「埼玉悲願の“完全4車線化”」まもなく!? 国道122号「蓮田岩槻バイパス」残る渋滞も解消へ “謎の超絶渋滞構造”解消から半年

埼玉のドライバーを歓喜させた国道122号「蓮田岩槻バイパス」の開通から半年。残っていた“暫定1車線”部分が、まもなく解消されます。

旧下り線を「上り線仕様」にしています!

「長年の悲願達成」「4車線化は神」「こんなに楽なものか」「ここの改良、何十年待ったことでしょうか…」

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暫定1車線となっている蓮田岩槻バイパス上り線。車線が狭まるところで渋滞している(乗りものニュース編集部撮影)。

 埼玉のドライバーを歓喜させた国道122号「蓮田岩槻バイパス」の開通から半年。残っていた“暫定1車線”部分が、まもなく解消されます。

 2024年9月、東北道の側道である国道122号のうち、本来下り線となる部分が途切れていた岩槻の「加倉(北)」交差点から「平林寺橋」交差点までの東北道西側の側道が、2車線で開通しました。

 この区間は長年、東北道東側の側道だけが存在し、片側1車線の対面通行で供用されてきました。このため、東京方面から国道122号を北上してきたクルマは、加倉(北)で東側の側道へ移るためクランク状の動きを強いられました。これが原因で、かれこれ40年近く、悪名高い渋滞ポイントとなっていたのです。

 そこへ2車線で開通した下り線は、加倉(北)からの直進を可能にしただけでなく、蓮田市内まで4km近くのあいだに信号は1か所(平林寺橋)だけ。SNSではそのスムーズさに驚く声も多く見られます。

 ただ、新規開通した下り線に対し、上り線は暫定1車線で実質「そのまま」でした。

 上り線を2車線化するには、下り線として使ってきた部分の道路施設を上り線用に改めなければならないからです。この上り線が2車線化する時期は、2025年3月とされていました。

 3月上旬に実際に上り線を走ると、旧下り線はところどころバリケードで防護され、1車線で絞られる箇所で渋滞していました。

 それでも、下り線用の路面ペイントなどが剥がされているほか、東京側の加倉(北)交差点に近い部分はすでにバリケードが撤去され、スムーズに流れていました。

 さいたま市の道路計画課によると、上り線の2車線化の工事は「比較的順調に進んでいます」とのこと。3月10日(月)時点で、「遅くとも今週中には全て2車線化する」と話します。ただ、一斉に2車線とするのではなく、東京側から順次、バリケードを撤去し交通開放していくということです。

【超スムーズ!】これが埼玉の悲願「蓮田岩槻バイパス4車線化」です!(地図/写真)

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