「高知東部道」ついにつながる 高知道から無料28kmが一本に! 途切れた区間が15日開通
高知東部道の高知龍馬空港IC~香南のいちIC間3.5kmが開通します。
「高知東部道」が一本に
高知東部道の高知龍馬空港IC~香南のいちIC間3.5kmが、2025年3月15日(土)に開通します。

高知道の高知JCTから東へ延びる高知東部道は、四国の高知と徳島を「右下周り」で結ぶ高規格道路の一部を構成します。今回の開通で“途切れていた区間”が埋まり、高知JCTから芸西西IC(芸西村)までの約27.5kmが一本につながります。
今回の区間は暫定2車線で開通。通行は無料です。物部川に新たな橋が架かることで、並行する物部川橋(県道364号南国野市線)や新物部川橋(国道55号)などの渋滞解消が見込まれています。高知JCT~芸西西IC間の所要時間は、一般道のみの時代は約45分でしたが、今回の開通で約24分になるそうです。高知県東部から高知市への通勤時間短縮などが期待されています。
また、途中には築堤の道路上へ避難できる「緊急退避施設」も設けられています。南海トラフ巨大地震による大津波などの時、道路そのものが避難拠点になります。
ちなみに高知東部道の未開通区間である芸西西ICから安芸西IC(仮称、安芸市)までの8.5kmも、高架橋の橋脚が姿を現すなど、工事が進んでいます。その先は、高知東部道から阿南安芸道に名前を変えて、海沿いの室戸岬経由ではなく内陸の国道493号沿いを貫いて徳島県に通じる計画です。
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