海自の最新ステルス艦が「世界で最も美しい街」に到着!日本からはるばる南半球へ
艦艇公開などの親善交歓行事も開催されたそうです。
護衛艦「のしろ」がパースに到着
海上自衛隊・護衛艦隊は2025年3月17日、護衛艦「のしろ」がオーストラリアのパースに寄港したと発表。公式Xでその様子を公開しました。

「のしろ」は、2022年に就役したもがみ型護衛艦の3番艦で、佐世保基地を母港とする第13護衛隊に配備されています。同艦は現在、豪州方面派遣訓練に従事しており、その一環として3月11日から15日までパースに寄港しました。パースはオーストラリア西部にある街で、「世界で最も美しい街」と言われることもあります。
海上自衛隊によると、「のしろ」艦長の堀哲暢2等海佐が、スターリング海軍基地司令ケン・バーレイ海軍大佐を表敬訪問したほか、艦艇公開などの親善交歓行事も開催されたとのこと。また、シリアナ・ネアー在パース米国総領事も乗艦したそうです。
日本はオーストラリアにフリゲート艦の輸出を目指しており、もがみ型の能力向上型である新型FFM(令和6年度護衛艦)を提案しています。オーストラリアの新型フリゲートは、現用のアンザック級フリゲートを更新するためのもので、最終トライアルは日本とドイツの一騎討ちとなります。日独が受注を競う中、「のしろ」が派遣された形です。
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