京都‐兵庫に新ルート! クネクネ酷道を一気に解消する国道バイパス、2026年度開通へ
京都府と兵庫県を結ぶ国道429号榎峠バイパスの建設が進んでいます。
榎峠にバイパス建設

京都府と兵庫県を結ぶ国道429号榎峠バイパスの建設が進んでいます。
国道429号は、岡山県倉敷市から津山市、兵庫県朝来市、丹波市などを経由し京都府福知山市に至る道路です。
丹波と福知山は、今でこそ府県が違いますが、周囲のほかの市町とともに旧丹波国を構成してきた歴史的な経緯があります。
国道429号は、そのような両市を結んでいますが、府県と市の境に位置する榎峠はほとんどの区間の道幅が5.5m以下で、最も細い区間だと約3m。これは大型車はもちろん、普通車のすれ違いも困難です。さらに急カーブも連続しており、いわゆる「酷道」といえる状況です。特に冬の積雪時は通りづらく、兵庫県側は豪雨時に通行止めとなる通行規制区間にもなっています。
榎峠バイパスは、このような課題のある区間をトンネルなどで一気に通過できるようにするものです。延長は2.4km。幅員7.5m(トンネル部7.0m)、車道2車線、設計速度50km/hで整備されます。2026年度に開通予定です。
途中で峠をくぐるトンネルは、長さ1092m。両側から掘削を進め、福知山側は2025年2月に府県境まで到達。続いて丹波側も4月に到達予定です。
総事業費は70億円。2025年度の当初予算は、兵庫県11.55億円、京都府15.8億円です。
整備を進めている両府県によると、バイパスの開通により丹波~福知山間の所要時間は15分短縮し、22分になるとしています。救急搬送時間の短縮や、周囲の舞鶴若狭道、北近畿豊岡道、国道9号の代替路などとして期待されています。
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