資生堂の「笑顔講座」で表情豊かに タブレットに教材を試験導入 JAL
資生堂の研究をベースに構築された「笑顔講座」のデジタルコンテンツを、JALが客室乗務員のタブレット端末に導入。2016年7月から3か月間試験運用し、客室乗務員は豊かな表情と「笑顔力」を磨きます。
端末のカメラで笑顔を客観分析
JAL(日本航空)は2016年6月21日(火)、化粧品大手・資生堂による「笑顔講座」のデジタルコンテンツを、客室乗務員(約5000人)のタブレット端末に導入し、7月1日(金)から9月30日(金)までの3か月間、試験運用すると発表しました。
「笑顔講座」とは、資生堂が商品開発を通じて長年蓄積してきた「顔・表情の印象研究」をベースに構築された講座のこと。このコンテンツをタブレット端末に入れることにより、客室乗務員は時間と場所を問わず、「笑顔講座」の内容を習得できるといいます。
デジタルコンテンツではその機能として、これまで人の目で主観的に判定してきた笑顔を、端末のカメラで撮影、認証し、数値化、印象判定、記録することで客観的に分析することが可能。JALは、自分を客観視しながら資生堂独自の表情筋エクササイズを行うことで、豊かな表情や「笑顔力」を磨き、より高品質な機内サービスの実現につなげていくとしています。
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