自衛艦と中国軍艦がにらみ合い? 空母「山東」が宮古島南方に出現! 巨大ミサイル艦とともに日本近海をウロウロ
3週間以上にわたって太平洋上をウロウロ。
米軍が巡洋艦に分類する巨大ミサイル艦も
防衛省・統合幕僚監部は2025年4月23日(水)午前11時頃、宮古島(沖縄県)の南約790kmの海域において、航行する中国海軍の空母を確認したと発表しました。

確認されたのは、クズネツォフ級空母「山東」(艦番号17)と、レンハイ級ミサイル駆逐艦(艦番号106)の計2隻で、同日「山東」から艦載戦闘機および艦載ヘリが発着艦するのを確認したといいます。
これに対し、海上自衛隊は佐世保基地の第5護衛隊に所属する護衛艦「ありあけ」が、警戒監視・情報収集を行ったとしています。
「山東」は2019年12月に就役した中国初の国産空母で、2023年4月に初めて太平洋を航行したのが確認されています。
レンハイ級ミサイル駆逐艦は、基準排水量が1万1000トンにおよび、アメリカ海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦や海上自衛隊のまや型護衛艦を上回る、中国海軍で最大規模の駆逐艦です。アメリカ国防総省は駆逐艦ではなく、より大型の巡洋艦に分類しています。
なお、空母「山東」は4月1日から西太平洋を航行しており、戦闘機やヘリコプターの発着艦を繰り返しながら南シナ海方面へ向け航行したりしています。
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