巨大な扉が開き英海軍の「最新鋭艦」姿を現す! 船体は大きくなったのに少人数で動く?
3年ほどの組み立て作業を経てお目見え。
1番艦の名前は「ベンチュラー」
イギリス海軍は2025年5月27日、建造中の31型フリゲートが組み立てホールから姿を現したと発表しました。

31型フリゲートは、イギリス海軍向けに建造中の新型フリゲートで、今回公開された1番艦の「ベンチュラー」が、公の場で公開された初めての艦になります。
同艦はファイフ州ロサイスの組立ホールで約3年間の建造を経て公開されました。31型フリゲートは、イギリス海軍向けに建造されている5隻のうちの1隻であり、デンマーク海軍が運用しているイーヴァル・ヒュイトフェルト級フリゲートをベースにしています。将来的には現在同海軍が運用している23型フリゲートを置き換える予定です。
31型フリゲートは、23型フリゲートよりも船体が1.6倍ほど大きくなっていますが、各システムのデジタル化により、乗組員の数は60%ほど削減され約120人で動かせるとのことです。
今後同艦は、輸送用架台を使用して野外に移動した後、進水式を実施する予定のようです。2025年夏の終わり頃には、ロサイスのドックに浮かべられ、システム、センサー、兵器の設置と試験が始まる予定です。
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