渋滞多い「湖西道路」 改良に向けて通行止めへ 今秋完成目指し4車線化工事が進む

4車線化工事の進展に伴い、国道161号「湖西道路」で、再び夜間通行止めが計画されています。

今秋に4車線化へ

 滋賀県の琵琶湖西岸の高規格道路網を形成する国道161号「湖西道路」で、4車線化の工事が進んでいます。

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4車線化工事が進む湖西道路。2025年4月現在(画像:国土交通省近畿地方整備局滋賀国道事務所)。

 国道161号は滋賀県大津市と福井県敦賀市を結ぶ道路です。琵琶湖の西側を通ります。名神高速の京都東ICに直結する藤尾ランプから北へは、信号のない無料のバイパス(西大津バイパス、湖西道路、志賀バイパス)が整備されています。

 湖西道路で4車線化が進むのは、大津市の坂本北IC~真野IC間6.6kmです。南側で接続する西大津バイパスはすでに4車線ですが、北行きが坂本北ICの手前で2車線から1車線に絞られるため渋滞を引き起こしています。また、南行きも仰木雄琴ICを先頭にやはり渋滞が多発しています。

 この混雑を緩和するため、2015年に4車線化事業がスタート。開通は2025年秋の予定です。

 この4車線工事に伴い、6月26日(木)から7月8日(火)までの期間、下阪本ランプ~真野IC間で通行止めになります。時間は平日の各日22時~翌朝6時です。

 国土交通省の滋賀国道事務所は、通行止めの期間中、県道558号~国道477号に迂回してほしいと呼び掛けています。

 なお、湖西道路では、7月以降も工事に伴う夜間通行止めが計画されています。

【画像】工事が進む「湖西道路4車線化」を地図と写真で見る

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