トランプ大統領「アメ車買え!」規制緩和しても問題は山積? そもそも興味ある人はどれくらい?
アメリカ車(アメリカメーカー製の車両)に関する意識調査の結果を発表しました。
「興味なし」が6割! かなり多い?
お金のコラムは2025年6月10日、アメリカ車(アメリカメーカー製の車両)に関する意識調査の結果を発表しました。

この調査は6月4日から5日にかけて実施され、有効回答数は200件でした。その結果、「アメ車に興味がない」と回答した人が全体の6割を超えるなど、関心の低さが浮き彫りとなりました。
「アメ車にすごく興味がある」と答えた人はわずか6%にとどまり、「あまり興味がない」(32%)、「正直ほとんど知らない」(27%)といった回答が過半数を占めています。また、「見た目は好きだが、現実的ではない」と答えた人も35%にのぼりました。
一方で、「もしアメ車を買うとしたら?」という設問には、「燃費が良くなり、維持費が安く済むなら」との回答が多く寄せられました。さらに、「故障が少なく、サポート体制が整っていれば」や「日本向けに小型化されたモデルが登場すれば」といった現実的な改善点にも多くの回答が集まり、日常的な出費への意識が強く反映されています。
なお、「どんな条件でも買わない」と回答した人も一定数存在しました。
4月にアメリカのドナルド・トランプ大統領は、日本市場でアメリカ車がほとんど売れていない状況を問題視し、日本側に規制基準の譲歩を求めたことが報じられました。しかし今回の調査結果からは、たとえ基準が緩和されたとしても、アメ車が日本市場で本格的に売れるまでには多くの課題が残されていることがうかがえます。
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