中央線の「終着駅」のひとつが大変化!? 駅前のランドマーク取り壊し 複合型タワマンへ 武蔵小金井北口
東京都都市整備局は2025年6月19日、「武蔵小金井駅北口駅前東地区市街地再開発組合」の設立を認可したと発表しました。
駅前のランドマーク閉店から8年、ようやく変わる
東京都都市整備局は2025年6月19日、「武蔵小金井駅北口駅前東地区市街地再開発組合」の設立を認可したと発表しました。工事着手は2026年度の予定です。

武蔵小金井駅は車両基地を併設する中央線(快速)の始発・終着駅の一つ。対象エリアは北口バスロータリーを挟んで北側の約0.6ヘクタールです。「ムサコ通り」を挟んで南街区(駅側)、北街区に分かれます。
南街区には現在、8階建てで駅側の壁面が全面ガラス張りとなっている旧西友小金井店(2017年閉店)のビルが建っています。昭和40年代から地域のランドマークとなっているこの建物を取り壊し、高さ125m、地上35階建ての複合施設を建設します。
施設は住宅をメインに、低層へ商業施設を配置するほか、駐車場、自転車駐輪場などが整備されます。周りには広場や空き地が設けられるため、広々とした空間も生まれる見込みです。また、北街区とは立体歩行者通路も整備されるほか、ムサコ通りも若干拡幅されます。
北街区はかつて駐輪場などがあったエリアで、地上4階建ての店舗・自転車駐輪場などからなる施設が建てられます。こちらも隣地の境界ぞいに緑道などが整備されます。
なお、建物の竣工は2029年度の予定です。
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