JR東海、700系新幹線のD・E席を「きっぷ」でなく初めて販売 運転士愛用品も

運転士がアナログ時計を愛するワケ

 このときあわせて、JR東海の乗務員が使っていた「新幹線乗務員時計」も初めて販売されました。こちらの価格は1個8000円(税込)で、2日間で80個程度が抽選販売されています。

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JR東海が販売した「新幹線乗務員時計」(手前)。奥は700系車両に取り付けられていた製造者などを示す銘板で、こちらも抽選販売された(2016年9月、恵 知仁撮影)。

 この乗務員時計、昔ながらのアナログ方式ですが、新幹線運転士の経験があるJR東海社員によると、次駅への到着予定時刻まであと何分あるかなど、デジタル方式に比べ直感的に時間を把握できるといいます。

 なお、これらが販売されたイベント「さよなら 車体上げ・載せ作業実演」は、車両検査でクレーンにつられ宙を行く新幹線が、浜松工場の検査方法変更から見納めになるため、行われたもの。JR東海によると、18日と19日の2日間で1万7253人が来場したそうです。

【了】

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