仙台に「巨大な珍客」降臨!なぜ? “世界最強エンジン”搭載の激レア機の能力&「大迫力」な様子とは
これは祭りだ…!
「大迫力」も納得…!?
仙台空港の公式SNSアカウントが、先日「大迫力機材が仙台空港にきておりました!」というコメントのもと、普段の同空港にはめったに飛来しない飛行機の映像・写真を公開しています。

公式アカウントが投稿したのは、インド空軍が運用する同国の政府専用機です。「シグナス」とも呼ばれる日本の政府専用機と同じく777-300ER旅客機をベースにした機体で、大統領や首相の居住スペース、会議室や医務室、記者会見用のスペースなどが備えられているといいます。
また、セキュリティを強化した専用の通信設備が設けられており、飛行中でも重要な情報を集め各機関に指示を出せるようになっているほか、サイル警報センサーに加えて高い自己防衛システムを搭載しており、飛来するミサイルの探知と妨害が可能になっています。
なお、ベース機となる777-300ERは、JAL(日本航空)やANA(全日空)も導入している機体で、全長73.9m、全幅64.8mもある大型の機体。最大航続距離は約1万4000kmにおよび、搭載するゼネラル・エレクトリック社製の「GE90-115B」エンジンは、「世界でもっとも強力なターボファンエンジン」としてギネス記録に認定されています。なお、JAL・ANAともに777-300ERは原則、東京発着の長距離国際線へ投入されているため、普段の仙台空港には、まず飛来しません。
ちなみに外務省によると2025年8月30日、インドのナレンドラ・モディ首相が新幹線で仙台に訪れ、石破首相とともに昼食会や東京エレクトロン株式会社の宮城工場の研修施設等視察などを行ったとのこと。今回インド政府専用機が仙台に飛来したのは、これにともなったものだったと見られています。
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