銀座線などでホームドア設置前倒しへ 2路線は優先13駅を選定 東京メトロ
東京メトロが銀座線、東西線、半蔵門線のホームドア設置を前倒しすると発表。銀座線は設置完了が当初より最大10か月前倒しされます。東西線と半蔵門線は優先駅を選定し、設置工事が進められます。
事故が起きた青山一丁目駅も前倒し
東京メトロは2016年11月4日(金)、銀座線、東西線、半蔵門線のホームドア設置を前倒しすると発表しました。
銀座線各駅の設置完了予定は次のとおりです。
・神田~浅草:2017年6~11月(駅リニューアル工事にあわせて設置)
・青山一丁目、外苑前:2017年12月
・赤坂見附:2018年2月
・上記以外の駅:2018年度上期(渋谷、新橋は除く)
今年8月に死亡事故が発生した青山一丁目駅は、当初より9か月、ほかの駅でも設置計画が当初より4~10か月前倒しされます。なお、上野駅の渋谷方面ホームは設置済み。渋谷駅と新橋駅は大規模改良工事終了時に設置される計画です。
東西線と半蔵門線は優先駅を選定
東西線は優先6駅を選定。その設置完了予定は次のとおりです。
・九段下:2017年度下期
・高田馬場、飯田橋:2018年度
・早稲田、神楽坂、竹橋:2019年度
半蔵門線も、今年4月にベビーカー引きずり事故が発生した九段下駅をはじめ7駅を、ホームドア設置の優先駅として選定。その設置完了予定は次のとおりです。
・九段下:2017年度下期
・青山一丁目、表参道、渋谷:2018年度
・永田町、半蔵門、押上:2019年度
東西線と半蔵門線の優先駅では、設置が当初の2020年度から、2019年度末に前倒しされます。
丸ノ内線、有楽町線、南北線、副都心線はホームドアが全駅に設置済み。日比谷線、千代田線(北綾瀬駅と綾瀬駅の北綾瀬行きホームは設置済み)では、工程の前倒しが引き続き検討されます。
【了】
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