もともと「第二山手線」 東武のミニ支線が激変へ! なぜ今“乗り方”をガラっと変える?

東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の西新井駅から延びる支線「大師線」の“独特な乗り方”が大きく変わります。地域になじんだ方法をなぜ今、変えるのでしょうか。

東武のミニ支線「大師線」が激変!?

 東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の西新井駅(東京都足立区)から延びる支線「大師線」が大きく変わります。2026年2月下旬をめどに、“独特な乗り方”に変更が生じます。

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大師線の列車(画像:PIXTA)。

 大師線は西新井~大師前のひと駅間を2両編成の電車が結ぶ路線で、終点の大師前駅は「関東三大師」に数えられる西新井大師に隣接しています。この「大師前駅」は高架ホームを有する立派な駅舎ですが、改札機や券売機が存在せず、基本的に無人駅です。ここに改札機などを新設するのです。

 現状、大師線の改札・券売機は西新井駅構内の中間改札に集約されています。ここで大師前駅までのきっぷを回収し、電車に乗って大師前駅ではそのまま駅を出られます。

 逆に、大師前駅ではラッチに「そのままお通りください」などと書かれており、きっぷを持たずに電車に乗って、西新井駅できっぷを買ったり精算したりします。大師前駅の改札機を新設する代わりに、西新井駅の中間改札は撤去するということです。

 理由について東武鉄道は、正月などに多数の参拝者が訪れる大師前駅の“慣れない人にとってはわかりづらい”状況を改める目的があるということでしたが、この長年の方式は地域になじんだものでもあります。

 なぜいま実施するのかという点については、西新井駅の改修工事が進展し、調整の結果、2026年2月下旬頃になったということでした。

 西新井駅は現在、1970年代につくられた駅ビル「トスカ西館」の解体が進み、西口駅前が再開発されるなど、大きく変化しています。大師線の改札撤去もその一環となるようです。

 ちなみに大師線はもともと西新井大師の参詣路線として作られたわけではありません。現在の環七通りに沿うように、東上線の上板橋駅までをつなぐ「西板線」11.6kmの一部のみが戦前に実現したもので、この構想を東武は社史で「第二山手線」とも呼称していました。

【え…!】これが大師線の「壮大な構想」と「独特な乗り方」です(地図/写真)

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