“400馬力の国産セダン”新登場! スカイラインの新たな限定車 チューンが“シブすぎる!?”

日産はスポーツセダン「スカイライン」の一部仕様向上とともに、特別限定車「400R Limited(リミテッド)」を発表しました。

“シブ過ぎ”チューンの「400Rリミテッド」登場

 日産は2025年10月27日、スポーツセダン「スカイライン」の一部仕様向上を行うとともに、特別限定車「400R Limited(リミテッド)」を発表しました。

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400台限定となる日産「スカイライン400R Limited」(画像:日産)

 スカイラインは1957年に「プリンス自動車工業(後に日産へと吸収合併)」から発売されて以来、70年近くにわたって根強く支持されているスポーツセダンです。現行のV37型は2014年に日本でデビューし、2019年にはビッグマイナーチェンジを実施。この時、排気量3リッターで最高出力400psを発揮するV型6気筒ツインターボ「VR30DDTT型」エンジンを搭載した「400R」が追加されています。

 今回の一部仕様向上では、ボディカラーに「フェアレディZ」や「GT-R」(2025年8月に生産終了)などにもラインアップされた、「ワンガンブルー」を新色として追加設定しました。また、エマージェンシーブレーキのシステムをアップデートしたほか、グレード体系の整理や価格設定の見直しなども実施しています。

 また、今回の改良に併せて発表された400Rリミテッドは、400台限定の特別モデルで、主に足回りを中心とした玄人志向のチューンナップが施されています。19インチサイズのアルミホイールは、幅を前+0.5J、後ろ+1.0J拡げるとともに、純正装着タイヤには専用銘柄のダンロップ「SP SPORT MAXX GT 600」を採用。グリップ力の向上が図られています。

 また、タイヤとホイールのサイズアップにあわせて、フロントサスペンションのバネ定数を4%、リアスタビライザーも同じくバネ定数を44%向上させています。ブレーキパッドも耐フェード性に優れた強化品となっており、コーナリング性能に磨きが掛けられました。

 さらに外観では専用アイテムとして、専用リアバッヂのほか、カーボン製のリアスポイラーやドアミラーカバーを装着します。また、インテリアにはシリアルナンバーが刻印されたプレートや、センターコンソール部のカーボンフィニッシャーが装備されます。

 スカイライン400Rリミテッドは、2025年10月30日に開幕する「ジャパンモビリティショー2025」にも展示される予定で、注文受付は11月13日にも開始されます。先着順での販売で、価格は税込みで693万5500円となっています。また、リミテッド以外の標準モデルは税込み544万2800円~649万5500円です。

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