ドア分厚っ!! 大統領専用車「ビースト」驚愕の防御力 直後に続く“謎の車列”の正体とは

トランプ大統領の来日により東京都内を走り回ったアメリカの大統領専用車「ビースト」。しかしその周りには常に様々な車両が付き添っていました。「ビースト」以外にも注目すべき“専用車”にスポットを当ててみます。

「ビースト」にピッタリ随伴するナゾの黒塗りバン

 随伴するシボレー・サバーバンは、コードネーム「ハーフバック」と呼ばれる車両と思われ、大統領を警護するシークレットサービスが乗車しています。回転灯が取り付けられており、不測の事態が発生した場合は、大統領専用車の防衛に回ります。

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2025年10月28日、「ビースト」の車内からガラス越しに沿道へ向けて手を振るトランプ大統領。ガラスはとうぜん防弾仕様だ(深水千翔撮影)。

 アメリカの救急車によく似た形状を持つ黒いトラックは、核・生物・化学兵器、いわゆる「NBC(CBRNとも)」攻撃を探知するセンサーと、それに対応する機材を搭載するハザードマテリアル・ミティゲーション・ユニット(Hazard Materials Mitigation Unit)です。備品や機密情報などを運ぶ、保管車両としての役割も持っています。

 トランプ大統領の車列にはこのほか、襲撃された場合に反撃を行うシークレットサービスのカウンター・アサルト・チーム(CAT)を乗せた車両や、指揮通信機能を持つ警視庁の警護車なども加わっていました。

 このたびのトランプ大統領の訪日に合わせて日本に姿を見せたVC-25AやVH-3Dですが、いずれも置き換えが決まっています。大統領専用車も次世代型の開発が始まっており、国土安全保障省とシークレットサービスが、GMと1480万ドルで開発契約を結んだことが明らかになっています。開発が順調に進めば、2030年ごろには米大統領の外遊に使う機材や車両は、今と違うものになっているでしょう。

【写真】ビーストに随伴していた「ナゾの車両」たち

Writer:

1988年生まれ。大学卒業後、防衛専門紙を経て日本海事新聞社の記者として造船所や舶用メーカー、防衛関連の取材を担当。現在はフリーランスの記者として活動中。

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