海上保安庁が「火口湖」から水蒸気が立ち上がる瞬間を公開! 硫黄島に生まれた新たな火口の様子も
海上保安庁は2025年10月27日、硫黄島・千鳥ヶ浜に発生した火口の新たな映像を公式Xで公開しました。
硫黄島の火口は小康状態に
海上保安庁は2025年10月27日、硫黄島・千鳥ヶ浜に発生した火口の新たな映像を公式Xで公開しました。
 
                
                  
                同庁によると、観測は10月23日に実施されたもので、9月30日の時点では火口がすでに形成され、高さ約600mまで白色の噴煙が上がっていました。しかし今回の観測では、火山活動は小康状態となっており、火口湖からは少量の水蒸気が立ち上がっている様子が確認されたとしています。
硫黄島は活発な火山活動を続ける火山島として知られており、毎年少しずつ隆起して島の面積を広げています。
また、同じく9月30日に観測を実施した西之島の火口湖の様子も公開されており、こちらについては「表面から少量の水蒸気が上がっていました」と、前回と変わらない状況が報告されています。
海上保安庁海洋情報部では、火山島や海底火山の調査も行っており、航空機による上空観測のほか、測量船による海底地形の調査なども実施しています。さらに、近年は大型無人機MQ-9B「シーガーディアン」を用いた観測も行われています。
 
                
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