「羽田空港」の未来、かなり激変!? 国交省が「旅客の利便性向上」を目指したターミナル再編プラン…その全容は?
羽田空港には第1から第3まで3つのターミナルがあります。このうち第1・第2ターミナルが、将来的に1つにつながるプランが存在します。
道路の上空に「人工地盤」
羽田空港には第1から第3まで3つのターミナルがあります。この3つターミナルのうち、JAL(日本航空)国内線などが乗り入れる「第1ターミナル」、ANA(全日空)が拠点としている「第2ターミナル」が、将来的に1つにつながるプランが存在します。
国土交通省航空局関東地方整備局が公開している資料によると、現状では第1・第2ターミナルと第3ターミナルが点在することに伴い、旅客の内際乗り継ぎ利便性低下等の課題が顕在化しているといいます。
これらの解決のため、第1・第2ターミナル南側の道路上空に人工地盤を整備し、エプロンの拡張を計画しているほか、この人工地盤上には、第1・第2ターミナルを接続するコンコース等整備を計画しているとのことです。これにより旅客の利便性向上に加え、航空機のタキシング(地上走行)距離の大幅減によるリードタイムの減少、A滑走路横断に伴う空港運用上の非効率性の改善などが期待できるとしています。
このほか今後第1ターミナルでは2026年度をめどに、北側に出発・到着ゲート施設「サテライト」が設置される予定です。サテライトは現在の第1ターミナルと徒歩での往来が可能で、6つのスポットを備える計画です。また、第2ターミナルにおいても2027年春をめどにサテライトの延伸が計画されています。





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