「クマ対策装備」に身を固めた自衛隊員が出動!ドローンも投入し秋田で駆除支援 でも銃は携行しないワケ
小泉進次郎防衛大臣は、秋田県でクマ対策支援にあたっている自衛隊員の装備を公式Xで公開しました。
「クマ対策装備」に身を固めた自衛隊員の写真が公開
小泉進次郎防衛大臣は2025年11月7日、秋田県でクマ対策支援にあたっている自衛隊員の装備を公式Xで公開。大きな注目を集めています。
自衛隊は、2025年11月5日から秋田県鹿角市で、陸上自衛隊の第21普通科連隊の隊員が約200キロの箱罠を運搬しました。6日には箱罠の輸送3件、駆除されたクマの輸送1件、ドローンを投入した監視1件を行ったとしています。
クマ対策支援にあたる自衛隊員は、銃やナイフではなく、「木銃」を携行します。その理由について小泉防衛大臣は、「クマ対策のプロである猟友会の助言も反映した結果」としたうえで、「危惧すべきは、銃やナイフで仕留めきれずに手負いとなったクマが凶暴性を増し、なりふり構わず周囲を襲いはじめること」と指摘。「木銃を用いれば、威嚇して距離を保ちながら、クマ撃退スプレーなどを用いて、安全な位置からクマを追い払うことが可能になる」と説明しています。
また、木銃以外にもクマ撃退スプレーやネットランチャー、防護盾、セラミック製のプレートが入った防弾チョッキを携行しているとのこと。箱罠の設置にあたっては、設置員と監視員を合わせて10名以上のチームを組んで行動していることを明らかにしました。





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