「ナウシカが乗ってたあの飛行機」ガチ再現!! ホントに飛んだ驚愕機がラストフライト…どう飛んだ?

ジブリの有名作品「風の谷のナウシカ」に登場する架空の小型飛行機「メーヴェ」。これを実際に参考にした航空機が、このたびラストフライトを迎えてます。

正体は「小型ジェットエンジン搭載グライダー」

 スタジオジブリの有名作品「風の谷のナウシカ」には、架空の小型飛行機「メーヴェ」が出現します。実はこれをリアルで再現した小型ジェットエンジン搭載グライダーが実在します。「M-02J」と名付けられたこの機体が、2025年11月に千葉県野田市で開催された「空まつり2025」にてラストフライトを行ないました。

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「空まつり2025」でフライトを行なう「M-02J」(布留川 司撮影)。

「M-02J」はメディアアーティストの八谷和彦氏が風の谷のナウシカ」の「メーヴェ」に触発されて自主開発した機体で、2003年よりオープンスカイの名前で計画が進められてきました。

 パイロットは機体中央の胴体上部に寝そべるように搭乗し、体の左右の動きでエルロン制御を行い、上昇下降は操縦者の前後の体重移動で行ないます。ターボジェットエンジンを胴体内部に搭載し、最大飛行速度は時速90km、飛行高度は約100mとなっています。航空機としての実用性よりも、「メーヴェのような乗り物を再現すること」を目的としています。

「M-02J」は2016年に初めての公開飛行が行なわれ、それ以降も複数のイベントで飛行を行なっています。また、2019年には北米最大のエアショーである「オシュコシュエアショー」でもフライトを行なって、その存在は海外でも注目を集めました。

 今回の「空まつり2025」での飛行は八谷氏自身が操縦して飛ばす最後の機会になるそうで、会場には多くの人々が詰めかけてフライトを見学。当日最後のフライトでは終了後に多くの人々が歓声と拍手を送っていました。

 なお今回で「M-02J」はラストフライトとなったわけですが、八谷氏によればオープンスカイプロジェクトは今後も継続するそうで、今後は機体展示や開発で得たノウハウを広める講演やワークショップを行ない、その技術を世間に広めていく活動を継続してくとのこと。「M-02J」も飛行可能な状態を維持したいと考えているそうです。

【写真】えっ…これが「ナウシカの飛行機」ガチ再現の異形機全貌です

Writer:

雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info

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