「巨大イオンから巨大イオンまで」4車線に! 県都の西側貫く国道バイパス、29日に全線4車線化 岩手

国道46号盛岡西バイパスが、2025年11月29日に全線4車線化されます。

県都の骨格をなすバイパスがようやく全線4車線化

 国道46号の盛岡西バイパスが、2025年11月29日(土)朝5時に全線4車線化されます。

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盛岡西バイパスで4車線化する西大橋(画像:岩手河川国道事務所)

 盛岡西バイパスは盛岡市街の南側を起点に、東北道の盛岡南ICに連絡しつつ、市街の西側をクランク状に結んで盛岡IC付近に至る7.8kmの道路です。起点側は宮古盛岡横断道路や国道4号、終点側は国道46号秋田方面へそれぞれ直結しているなど、郊外からの主要道路も連絡する市の基幹的な道路として機能しています。

 このバイパスを軸に大規模な区画整理による都市化が進んだ南側4.2kmは、2013年までに4車線化。そして今回、残りの北側3.6kmが4車線化します。

 なお、南側では、矢巾町の国道4号から分岐して盛岡西バイパスに接続する盛岡南道路の事業も進んでいます。盛岡西バイパスと盛岡南道路は、今後さらに市の外側をつなぐ道路網の受け皿にもなる見込みです。

 ちなみに、今回4車線化する区間の南端付近には「イオンモール盛岡南」が、北端付近には「イオンモール盛岡」がそれぞれ立地。どちらも県内最大規模のショッピングモールです。こうした都市化の進展などもあり、2車線区間は岩手県内の直轄国道のなかで最大の混雑区間となっていました。

【東北道ICも連絡】国道46号「盛岡西バイパス」の4車線化区間(地図と写真)

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