「中央線の高架下スーパー銭湯」が誕生! 露天風呂がユニークすぎる!? 店内は「入り組んだ空間」に

極楽湯とJR中央線コミュニティデザインが運営するスーパー銭湯「RAKU SPA Station 武蔵小金井」がオープンします。

”ユニークすぎる”露天風呂も

 JR中央線の武蔵小金井駅(東京都小金井市)の至近に、スーパー銭湯「RAKU SPA Station 武蔵小金井」が、2025年12月5日(金)にオープンします。鉄道高架下を活用した異色の温浴施設です。

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線路高架下のスペースを有効活用した「RAKU SPA Station 武蔵小金井」(乗りものニュース編集部撮影)

 これは「RAKU SPA」などを展開する極楽湯(東京都千代田区)と、JR東日本グループのJR中央線コミュニティデザイン(小金井市)が運営。中央線高架下の遊休地を有効活用して建設されました。

 アクセスは武蔵小金井駅から徒歩およそ1分と良好で、中央線ユーザーをはじめ、鉄道利用客を中心に集客を狙います。一方、施設規模はマイカー利用を想定している郊外の店舗と違い、コンパクトにまとめられています。

 極楽湯の佐藤剛史社長は、駅からダイレクトに来店する人々のニーズを考え、「コワーキングエリアを設けるなど、特に休憩スペースは広々感よりも、逆に少々入り組んだ“籠れる”ような雰囲気の空間として企画した」といいます。

 また、「こうした駅近隣の店舗はアルコールの需要も高いため、フードやドリンクメニューも充実させ、多少酔っぱらっても全く心配ない、一日中リラックスして過ごせる店舗を目指した」とも強調しました。

 さらに、温浴エリアはサウナや岩盤浴の設備に力を入れたほか、男女とも半露天式のお風呂が用意されています。半露天風呂は、直上に中央線の橋桁が見える設計となっているのがポイント。文字通り、半分屋内のような独特の雰囲気のなか、上からは鉄道の走行音が時折リズミカルに聴こえてくる、ユニークな施設となっています。

 同店舗の瀬川祐基店長は「仕事帰りや学校帰りに、気軽にふらっと来ていただける癒しスポットにしていきたいです」とコメントしました。

 隣駅の国分寺に住む20代男性は、「このあたりは近くにスーパー銭湯がないのでうれしい」と、RAKU SPAのオープンを歓迎。近隣には学校も多いため、学生の利用もあるのではないかと話しました。

「RAKU SPA Station 武蔵小金井」は、2025年12月3日(水)にプレオープンイベントを行った後、12月5日(金)に開業する予定です。月間来館者数は2万5000人~3万人が目標です。

【写真で見る】これが「シュール過ぎる」高架下の露天風呂です

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