ホントに乗り換え駅ですか!? 「遠すぎる乗り換え」に不満集まる 商店街連絡&長~い通路 これでも便利になったほう?

乗りものニュースでは読者アンケートを実施。乗り換えの際に「歩く距離が長い駅」について意見が多く集まりました。

東京駅みたいな歩く歩道を持つ駅

 また、長い連絡通路を持ち、その移動距離が長すぎるという駅についても意見が挙がりました。JR南武線、横須賀線系統(品鶴線)、東急東横線が乗り入れる武蔵小杉駅です。

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横須賀線の武蔵小杉駅。できた当初は連絡通路もなく南武線とは改札外連絡だった(画像:写真AC)

「湘南新宿ライン・JR横須賀線ホームから南武線ホームまで同じ駅なのに10分ほどかかる」(10代・男性・首都圏在住)

「乗換通路が長いorラッチ外乗換になるから」(30代・男性・首都圏在住)

「同じ武蔵小杉を名乗るのははばかられるほど遠い。しかも一旦南武線のホームを端まで歩く必要があるし、階段、動く歩道、エスカレーターと高低差もある。一旦駅を出て外から回った方が速い」(50代・女性・首都圏在住)

 南武線と横須賀線系統の乗り換えには長い連絡通路を通る必要があり、また東横線と横須賀線の乗り換えでは南武線ホームを経由するルートが一般的です。

 こうした駅構造により、「南武線のホームが混雑して動けなくなる」(50代・男性・首都圏在住)といった声もあります。

 また、かつては横須賀線のホームも非常に混雑していました。横浜方面と東京方面を1つのホームでさばく構造が原因でしたが、2022年12月に新たな「3番線ホーム」が設置され、混雑が大幅に改善されました。これもあってか、次は南武線ホームの混雑解消に取り組んでほしいという声が増えていると考えられます。

「動く歩道の再整備。傾斜のある動く歩道をエスカレーターと水平な動く歩道に変更する」(50代・男性・首都圏在住)

「壁や天井付けの案内表示は視力が悪いと見えないので、床に色分けで矢印つけて欲しい」(50代・女性・首都圏在住)

「通路沿いにお店とかあると楽しいので、その辺何とかして欲しい」(40代・女性・東北在住)

 こうした意見のほか、さらに「向河原駅でも乗り換えができるように(してほしい)」(50男性・首都圏在住)と、南武線ホームの利用者分散を促す案も挙がっています。

 ただし、2022年に横須賀線ホームの東側に改札の新設と東急武蔵小杉駅方面へのアクセスルート整備が行われ、改善が図られています。

そもそも、横須賀線ホームへの長い連絡通路は、横須賀線ホームができてから1年後の2011年にできたもので、当初はJR同士でも一度改札を出て乗り換える必要があり、30分以内での再入場が認められる措置がとられていました。そのため、「武蔵小杉に連絡通路ができたこと」(首都圏在住)など、当時と比べれば格段に便利になったという声も寄せられています。

【なんとかして!】これが「めっちゃ歩く」乗り換え駅です(画像)

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