「息ハァ~ってして……酒気帯びだね」 東京全域“大規模検問”で全乗りもの一網打尽! でも「クルマは3人だけ」いかにも令和な結果に!?

東京都内で一斉飲酒検問が実施され、検挙された違反の内訳から時代の変化が見えてきました。酒気帯びで検挙された圧倒的多数は、クルマのドライバーではなかったのです。

飲酒運転の7割は自転車

 2025年12月5日、東京都内で管下一斉飲酒検問が実施されました。報道公開されたのは、中央区銀座8丁目から千葉県市川市を結ぶ都道50号線、JR総武本線・錦糸町駅に近い新大橋通りです。盛り場の酒宴がお開きとなる夜半から、飲酒検問は始まることが多いです。

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飲酒運転禁止のすべての車両を対象とした検問が行われた(中島みなみ撮影)

 この日の検問は、交通執行課、第4交通機動隊、深川警察署の合同で警察官20人近くを動員。約100mにわたって車線を1車線に絞り込み、警察官が中央線側と歩道側の左右に立つという大がかりなものでした。幹線道路での検問は、一時的に交通を遮断して呼気検知をするため、できるだけ短時間で終わらせるために大規模になりやすい側面があります。

 この日の飲酒検問はここだけで行われたわけではありません。八丈島など伊豆諸島を含む警視庁102警察署と交通機動隊、高速道路交通警察隊を含めた都内全域で実施されています。警視庁がまとめた結果は以下の通りです。

・酒気帯び(道交法65条違反):33件

・酒気帯び同乗(同65条違反):1件

 交通事故の発生件数がピークを迎える12月は、飲酒事故が増える季節です。そのため例年この時期に一斉検問が行われますが、今回はもう1つの重要な目的があります。電動キックボードなどの特定小型原付といった新しい乗りものや、2026年に反則金制度が適用になる自転車に対する飲酒運転の取り締まりです。

 検問場所で警察官が左右に立った理由もここにあり、中央線側の警察官はクルマやバイクを、歩道側の警察官は左ハンドルのクルマと歩道側を走る小型車両を中心に呼気チェックを行っていました。

 こうした検問の結果、前述の酒気帯びと酒気帯び同乗を合わせた34件の内訳に、時代の変化が現れました。圧倒的に自転車の酒気帯び運転が多かったのです。

・四輪車:3件

・一般原付:2件

・一般原付(電動キックボード):1件

・特定小型原付:2件

・自転車:26件

 自転車の反則金制度は2025年4月からですが、酒気帯び運転やスマホのながら運転は、2024年6月に罰則が強化され、四輪車同様の懲役や罰金の対象になっています。

【すごい規模…】これが警視庁「全乗りもの一斉“飲酒検問”」の現場です!(写真)

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