福島‐宮城の“バイパス”が本復旧! トンネル3本で一気に通過する国道349号の「6km新ルート」31日開通

被災した国道349号の復旧事業として建設が進められてきた「山側への別ルート」が、2026年1月31日に開通します。

トンネルで一気に通過

 台風で被災した国道349号の復旧が完了します。国土交通省や福島県が整備を進めてきた国道349号の「山側への別ルート」が、2026年1月31日(土)15時に開通します。

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国道349号の福島・宮城県境付近(画像:国土交通省東北地方整備局宮城南部復興事務所)

 国道349号は、茨城県水戸市と、仙台市の南側に位置する宮城県柴田町を南北に結ぶ道路です。福島から宮城にかけては阿武隈川沿いに北上します。並行する鉄道の阿武隈急行線がJR東北本線のバイパス路線であるように、国道349号も国道4号の迂回路となっています。途中、福島県伊達市や宮城県丸森町、角田市といった都市を通ります。

 このうち、阿武隈川沿いの丸森地区は、2019年の台風19号(東日本台風)で土砂崩落や路肩決壊など29か所で被災しました。2021年に現道が復旧していますが、急カーブで幅が狭く、異常時通行規制区間が5kmにわたって続くなど課題が残っています。このため国や県が2021年から、現道より山側を複数の橋とトンネルで通過する「山側への別ルート」の整備を進めてきました。

 今回は、国が権限代行で工事を進めてきた国道349号「山側への別ルート」6.0kmとともに、福島県側の五十沢工区0.3kmもあわせて開通します。災害に強い両区間ができることで、国道349号の災害復旧が完了します。

【トンネルで一気に!】開通する国道349号「山側への別ルート」を見る(地図と写真)

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