イランの珍しい“双胴艦”も撃沈扱いに 米軍の攻撃を受け激しく炎上する様子が公開される

アメリカ中央軍は2026年3月5日、イラン革命防衛隊(IRGC)海軍のソレイマニ級1隻を撃沈リストに加えたと発表しました。

イスラエル軍の攻撃映像にも同じような艦影が

 アメリカ中央軍は2026年3月5日、イラン革命防衛隊(IRGC)海軍のソレイマニ級1隻を撃沈リストに加えたと発表しました。

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IRGC海軍のソレイマニ級(画像:タスニム通信<CC BY 4.0>)

 同艦は2022年頃からIRGC海軍で運用されているとみられるミサイルコルベットです。特徴的なのは、ステルス性を意識したと言われる、2つの船体を甲板で平行に接続した双胴艦である点です。垂直発射システム(VLS)を装備し、対艦巡航ミサイル、長距離射程のスタンドオフ巡航ミサイルなどが発射可能だとされています。

 IRGC海軍は同艦を4隻保有していると言われていますが、少なくともそのうちの1隻が、3月1日に発動されたアメリカ軍の「エピック・フューリー作戦」で攻撃を受けたようです。アメリカ中央軍は攻撃後しばらく状況を確認していましたが、3月4日夜、同艦を撃沈と認定しました。

 なお、3月8日にイスラエル国防軍が公開した、3月1日からの「ライジング・ライオン作戦」(イスラエル軍によるイラン攻撃作戦の呼称)の編集動画内でも、ソレイマニ級と思われる双胴艦が攻撃を受け、炎上している姿が映し出されています。同艦がアメリカ中央軍が攻撃したものなのか、別の艦なのかは明らかとなっていません。

 また、アメリカ国防総省は3月4日の時点で「イラン海軍はペルシャ湾の底に沈んでいる」と述べ、もはや組織的な戦闘は不可能な状態にあることを示唆しました。

 ちなみに、IRGCとはイラン革命防衛隊省管轄の軍事組織であり、国防軍需省管轄のイラン・イスラム共和国軍とは別に、陸海空の3軍を保有しています。

【画像】同じ艦? それとも別? イスラエル軍に攻撃を受ける双胴艦

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