新幹線乗務員の夏服、白スーツから白シャツに JR東海、制服を刷新
JR東海が会社発足30周年にあわせ接客制服を刷新。新幹線乗務員の夏服は白系のスーツから、白地のシャツと濃紺のベストに変わります。
1992年以来の全面刷新
JR東海は2017年2月7日(火)、会社発足30周年にともなう取り組みの一環として、接客制服を全面刷新すると発表しました。
着用開始は衣替えの6月1日(木)です。JR東海によると、制服の全面刷新は1992(平成4)年以来とのこと。デザインは、公共交通事業の制服などのデザインについて実績のある公益財団法人日本ユニフォームセンターが担当し、「これまでの制服で表現してきた安全、信頼感、洗練というコンセプトを更に追求しつつ、仕事のしやすさも追求し、それらを両立させたデザイン」(JR東海)にしたといいます。
現場長等は通年、濃紺のスーツスタイルとされます。ダブル6つボタンでサイドベンツ付きの上着と、ワンタックズボンの組み合わせです。ボタンやワッペン、袖口の装飾類は金色で統一されます。
新幹線乗務員は濃紺をメインカラーとし、夏服は上着をなくして白地の織り柄ストライプシャツを採用。男女ともにベストが加わります。これにより、従来の白系の色をしたスーツは廃止されます。3シーズン用は基本的に現場長等のスーツと同様の形状ですが、ポケット類などの仕様は現場環境や携帯品の収納に即した仕立てになります。
駅や在来線乗務員、指令は、夏服をノーネクタイの開襟シャツとし、男女ともにベストを導入。3シーズンはシングル3つボタンのスーツスタイルになります。
【了】
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