東急ストア、14年ぶり渋谷カムバック ワンハンド商品充実など「渋谷」らしい内容で

東急ストアが14年ぶりに、渋谷の街へ戻ってきます。近隣の住民や就業者を想定した日用品や弁当などのほか、周辺環境を考慮し、食べ歩きできる商品も用意しています。

直送野菜、焼きたてベーカリーも

 かつて東急文化会館にあった東急ストアが、「東急ストア フードステーション」として、2017年4月28日(金)、14年ぶりに渋谷の街へ戻ってきます。

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渋谷に戻ってきた「東急ストア」(2017年4月26日、恵 知仁撮影)。

 この「東急ストア フードステーション 渋谷キャスト店」が4月28日(金)、新たにオープンする場所は、渋谷駅から原宿方面へ約400mの位置、宮下公園の近くにある「渋谷キャスト(SHIBUYA CAST.)」のグランドフロアです。小型店舗ながら、生鮮食品や調味料、日用品といった地域に住む人々の生活を支える商品から、近隣のオフィス就業者を想定した種類豊富な弁当やサラダ、そして多くの人が行き交うエリアであることから、ワンハンドで食べ歩きできる商品まで取りそろえるといいます。

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食べ歩きしやすいカップ入り商品。
生鮮食品は、夕食をつくれる内容をそろえたという。
取っ手付きの「BOXお弁当」。

 青果市場では、東急線沿線(横浜地区)を中心とした生産者の直送野菜を提供する「農家の直売所」を展開。水産売場では刺身や切り身に加え冷凍コーナーも充実させるほか、「味の浜藤」の漬魚もスーパーマーケットで初めて取り扱うとのこと。精肉売場では、和牛や銘柄豚、銘柄鶏などを用意し、グレードの幅を広げ、選べる楽しさを提供するそうです。

 デリカ商品では、日替わり、週替わりなど、秋を感じさせない季節感溢れる弁当をショートサイクルで展開。OLを意識した「BOXお弁当」では、女性好みの量にして、容器に取っ手を付けて持ち運びしやすいようにしたといいます。また、カップで提供するから揚げやポテトなど、渋谷の街を持ち歩きしながら食べられるワンハンド商品を充実させ、「焼きたてベーカリー」では約30種類の調理パンや菓子パンを提供するとのこと。

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「東急ストア フードステーション 渋谷キャスト店」店内。
さまざまに用意されたサラダ。
約30種がそろう「焼きたてベーカリー」。

 グロサリー商品では、近隣就業者向けにレンジで簡単に調理できるカレーやリゾットなどの洋風惣菜、渋谷周辺の洋風スイーツ、デザートなどが取り扱われます。

 売り場は日中と夕方、平日と週末など時間や曜日で変化を持たせ、日用必需品や化粧品、パンストなど、出先で「あったらうれしい」商品も用意。ATM設置、電子マネーによる決済や収納代行、プリペイドカードの販売も行われます。営業時間は午前7時00分から23時00分までです。

【了】

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