零戦、70年ぶり千葉の空へ 「レッドブル・エアレース千葉2017」にて レッドブル(写真15枚)
旧帝国海軍の零式艦上戦闘機、通称「零戦」が、「レッドブル・エアレース千葉2017」のスペシャル・サイドアクトとして、70年ぶりに千葉の空を飛ぶことが発表されました。
零戦、70年ぶり東京湾の空へ
エナジードリンクメーカー、レッドブルが主催する「レッドブル・エアレース2017」、その千葉大会が6月3日(土)、4日(日)の2日にわたり、千葉県立幕張海浜公園(千葉県美浜区)にて開催されます。これに関しレッドブルは2017年5月9日(水)、同大会のスペシャル・サイドアクトとして、旧日本帝国海軍の「零型艦上戦闘機」通称「零戦」が70年ぶりに千葉の空を舞うと発表しました。
機体はゼロエンタープライズ・ジャパン社(東京都品川区)の取締役、石塚政秀さん個人が所有する「零式艦上戦闘機22型」で、三菱重工業が1942(昭和17)年に製造し、パプアニューギニアに墜落していた残骸から復元されたものです。今回のイベント参加は、ゼロエンタープライズ・ジャパン社が進めている、機体の日本への里帰りと国内での永年動態保存(飛行できる状態での保存)を目指す「零戦里帰りプロジェクト」の一環です。
レッドブルは「東京湾上空を『零戦』が優雅に飛行する姿をご覧いただくことで、かつて日本が誇った技術を見直し、日本の航空業界、社会全体がさらなる飛躍を遂げる貴重な機会になればとの願いが込められています」としています。
●レッドブル・エアレース千葉2017
・日程:2017年6月3日(土)予選、4日(日)決勝
開場10時、競技開始13時
・会場:千葉県立幕張海浜公園
・チケット:スタートゴールエリア 予選6000円(税込)、デラックスエリア 2DAYS 3万円(税込)ほか各種。購入はオフィシャルサイトへ。
なおチケットは発売中のため、すでに売り切れの券種もあります。上記の例は2017年5月9日(火)時点で販売中のものですが、購入の際はオフィシャルサイトなど公式の情報を確認してください。
【了】
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