【動画】リニア中央新幹線「三大難所」工事順調 南アルプストンネル内部を初公開

リニア中央新幹線の開業時期に関わるため、本線で最初に本格着工された「難所」南アルプストンネル。中央新幹線の「鍵」を握るそのトンネル内部が初めて、報道陣に公開されました。工事はどのように行われていくのでしょうか。

中央新幹線の開業時期に関わる難所

初めて内部が公開されたリニア中央新幹線「三大難所」のひとつ南アルプストンネル(1分11秒)。

JR東海が中央新幹線の「鍵」、南アルプストンネルの内部を2017年8月23日(水)、報道陣へ初公開しました。

3000m級の山々がそびえ、トンネルから地表まで(土かぶり)が1400mにもなり大きな土圧がかかるなど、中央新幹線工事「三大難所」に数えられる南アルプストンネル(全長約25km)。

その工事の進み具合は中央新幹線の開業時期に関わるため、中央新幹線の本線は2015年12月、この南アルプストンネルから本格着工されました。

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リニア中央新幹線・南アルプストンネルの先進坑を掘削する「ドリルジャンボ」(2017年8月23日、恵 知仁撮影)。

中央新幹線の「鍵」を握る南アルプストンネル。このたび報道公開されたその山梨工区では、早川非常口付近で先進坑を掘削中。そこで地質などを確認したのち、超電導リニアが走る本線トンネルの掘削が今年度中にも始まる見込みです。

JR東海・山梨工事事務所の有江喜一郎所長によると、工事は順調で、地質は問題なく湧水も少ないとのこと。今後の課題は地質を早期に予測し、対策して工事を進めることといいます。

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南アルプストンネルと早川非常口の位置(JR東海提供の画像を加工)。
先進坑と本坑のイメージ(JR東海提供の画像を加工)。
上り坂が続く早川非常口の斜坑(2017年8月23日、恵 知仁撮影)。

中央新幹線は2027年にまず品川~名古屋で開業し、同区間を40分で結ぶ予定です。

なお、ほかの「三大難所」は、新幹線・在来線を運行しながらその地下に駅を造る品川と名古屋です。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. しかしそれにしても開発から開通まで一体何年かかってるのやら。
    大阪開通までだと人の一生並みの時間だね。

  2. ひとまずは安心しましたが本番はこれから
    無事を祈るわ

  3. アルプス突っ切って、トンネル可能なら、通常の新幹線で、十分 速達性が高まるはず。
    時速400km/hの営業速度可能なら、高遠経由などのほうが、技術的にも安全面でも優位なはず。

    確かに、地表との接触しない分 山岳内部への影響は低いのでしょうが、
    電磁などの影響で、地層内水分の変化なども、皆無ではない可能性。

    冷却のためのヘリウム依存も、軽減可能となるなど、
    長い道のりと研究開発の成果で、
    唯一無二の安全で高速な交通手段が完成することを
    期待しております。
    上海のも乗ったけど、あれとは違う長距離&高速が、
    日常になる未来、、、想像すると楽しいですね。